エルパーク・おおい見学

前回の日記の続きです。

「エルパークおおい」というのが、大飯原発のPR施設の名前です。
入口

中は、大きく分けて3つの施設があります。
・ウェルカムホール:おおい町と大飯発電所の紹介コーナー
・原子力シアター:原子炉格納容器を3分の1のスケールで再現
(モデルは大飯原発3号機)
・メディアラボ:発電所内部の紹介

施設での色んな上映は割としっかりお行儀よく見ました。
もちろん言いたいことはあるけれど、
それよりもまずは、電気を片時も途切れさせない為の不断の努力について、
素直に敬意を表するところから始めたいと思いました。

実際頑張ってくれてるわけですし、やり方はどうあれ。
そんな人たちが真っ先に死の危険にさらされる原発はやっぱり嫌です。

だから、わざわざ見学に来て、
「こんなの見る価値ねえよ」
とつぶやいているヒッピー風のお兄さんには、
軽い反感を覚えたりしました。

ところで、入口の警戒が厳重でびっくりでした。
カーブを曲がった先にゲートがあったのですが、いきなりバリケード。
道を間違えたのかと警備員さんに聞いてみたら、
バリケードの先に原発へのトンネルと、
「エルパークおおい」があるそうで、入れてもらうことができました。
バリケード
写真は、入れてもらってから外に向かって撮ったものです。

いきなりの洗礼に一人でドキドキしていたのですが、
慎重に観察していると、どうやらドキドキしているのは、
施設のスタッフの方々も同じみたい。
再稼働のニュースと共に、この日は、
原発反対の活動をされている方も大勢来られているようなので余計に。

ちょっと声をかけてみた案内係の女性の顔が
心持ひきつっていました。
僕が不審だったからではないと信じたい。
爽やかめな服装と髪型と話し方を心がけたはず。

慌てて、何から見たら良いのやら分からないのです、
というおバカな質問をしてみたら、安心の笑顔が広がって、
わざわざ受付まで案内して下さり、
今はこちらが上映中だからあちらから見ると効率よく回れますよ、
と色々と教えて下さいました。

帰り道、バリケードを守っている警備員さんにも声をかけてみました。
この厳重な警戒は、今までずっとやっていたわけではないそうです。
再稼働の問題が大きくなってこの方、どんどん厳重になっているそうです。
ちょっと話してみると、20代前半かな?と思われる警備員さんも、
心持ち気を緩めてくれたような雰囲気。
写真を撮らせてもらったお礼を言うと、
頭を下げて下さいました。

お互いに、相手に対して恐怖と不信感を募らせているみたい。
特別警備実施中
バリケードがあるんだろうな、心の中に。

近くにいた見学者のカップルが、
「なんかヒッピーみたいな人がいっぱいで、ちょっと怖いな」
と言ってました。

うむ、確かに。
見た目や雰囲気はやっぱり怖いと感じることもありますよね。

黒いスーツで仏頂面の人たちがいたら、「怖い」と思うのと同じように。

トンネル

そして次回に続く
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
春風カウンター
検索フォーム
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード