平成30年7月豪雨の端っこから

しかし、これだけ多くの富を蓄えたとされるこの国が、
災害が起こる度に後手後手の対応を踏んで、
劣悪な環境で自己責任で復興に励まないといけないのは
どういうことなんだろう。

この世界でも有数の災害多発地域で生きるということは、
現在の世界の情勢を考えると、
他国から侵略されて死んだり傷ついたりするよりも、
自然災害で被害を受ける可能性の方が圧倒的に高いはず。

「国難」はミサイルよりも天変地異。
いかなる大堤防を築き上げても、
いつか必ずそれを乗り越える波がやってくるようなこの国。

それなら、トランプさんに押し付けられた武器を
無造作に買い漁るんじゃなくて、
災害派遣の際に使えるような装備を自衛隊や消防に配備する方が
よっぽど安上がりで確実な手段になるはず。

F-35とかオスプレイとか1機買うお金で、
日本に1台しかない特殊車両「レッドサラマンダー」が
各都道府県に1台か2台位配備してもお釣りがきちゃうんでしょ?

幸いにも自衛隊の災害派遣は、
総理大臣がお酒を飲んでいても、
知事からの要請があれば、
駐屯地の司令官クラスでもその要請に応じて出動できたりする程には
柔軟に運用できるのだから、
そういう場所に十分な装備があれば初期対応は不足なくできそうなのに。

後は国が予算と設備を十分に準備しておけば、
避難所での「震災関連死」みたいなものもかなりの割合で防げそう。
総理大臣が視察に行ったところにだけ、
大慌てでエアコンが設置できたりするんなら、
あらかじめ予算を組んでおけば何だってできそう。

武器を買うよりよっぽど国防予算だ。

どんなに対策を立てても、それを上回る異常気象が頻発する昨今。
被害が出て、人が死ぬことを0にはできないとしても、
工夫次第でそれを10分の1に、100分の1にはできるかもしれない。

不幸にも被害が出た場合には、
その後の支援を手厚くすることだってできるはず。

どうしてその部分に予算を回さないの?

どうして予算に限りがあるとか言いながら、武器を買い、
外国にお金をばらまき、オリンピックに邁進するの?

労働者を低賃金長時間労働に追いやり、
なおかつその人たち率先して被災地でのボランティアに向かわせ、
我慢を強いる。
国会では早くカジノを始めたくて、そんな議論をしている。

そんなことに不満を言えば
「災害を政権批判のダシにするのか?」
と言い出す奴隷のような人まで現れる始末。

この状況で政治家を批判できないようなら、
彼らに一体何を期待するのか。

僕たちはこの国をどうしたいと思っているのか。
どういう人生を送りたいのかって考えることは、
政治と直接結びついてしまっているのに。

いつまでも知らないふりをして、ある時突然
「自分たちは騙されていたんだ」
と言えば、被害者みたいな顔ができると思っているんだろうか。

悲しいニュースの溢れるここ数日。
暗い話題は夜中の内に放流してしまいます。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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