沖縄・平和の詩2018

朝から全文を読んで、衝撃を受けているところです。
中学3年生か・・・

映像を見て、全文を黙読して、
再度途中から声に出して読んでみたら、
最後まで声に出さずにはいられませんでした。

これは、自分で声に出して読んでみるのをお勧めします。
生きる180623 (3)

全編にわたり滞ることないリズム。
短い文章の連続によって、また適度にさりげなく韻を踏んで、
高い写実性を維持して。
過去、現在、未来を描き切って。

特に、

もう二度と過去を未来にしないこと。

以降が素晴らしいと思いました。
日本国憲法の前文を思い起こした部分もあり、
それを自分の言葉で語り切るところも大人にも成し得ないことだと思いました。

生きる事、命を大切にできることを、
誰からも侵されない世界を創ること。


この一文に「誰からも侵されない」という言葉を差し込んだことに、
個人的な解釈ですが心を揺さぶられました。

ただ生きる、ただ自分や他人の命を大切にしたいと思う、
そんな自然な思いすら、
誰かの強制によって打ち破られてしまう現実を14歳が言葉にしているのだから。

また、この辺りからこの詩は14歳の生の言葉になるところも面白いところです。
過去から現在にさしかかったのか、それまでのやや硬い表現から、

だから、きっとわかるはずなんだ。

頭じゃなくて、その心で。

つまり、未来は、今なんだ。

という風に。

最後の3行の締めくくりも言葉とリズムの選び方が素晴らしいです。

前半部分は、本当に体験してきたかのような、臨場感。
ひいおばあちゃんの話を沢山聞かれたとのことです。
特に動揺したのは、
着弾に揺れる大地。
という表現。
火薬の匂いや血に染まる海、
というのは何となく映画的ではあったのだけれど、
体験した人にしかない着眼点のようなその表現に、
こちらまで巻き込まれそうな動揺を感じてしまいました。

「正岡子規か!」と思ってしまった。
その写実性がね。

作者は、「児童・生徒の平和メッセージ」の詩の部で
3年連続で最優秀賞を受賞しているそうです。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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