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共闘か否かーマンデラさんを思いながらー

京都府知事選で、
立憲民主党が自民公明等の推薦する候補を応援するかもということで、
一部で話題になっています。

国政選挙で野党共闘してるのに、共産党が嫌いだから自公を応援するのか、
という趣旨で野党支持者から批判が出ているとか。
悩ましい問題です。

こんな時、ネルソン・マンデラを思い出します。
つい最近『インビクタス』という映画を観たこともあり、
僕の初めての海外旅行が、
マンデラさんの大統領任期最後の年の南アフリカだったりすることや、
他のあれこれ重なって折に触れてマンデラさんを思い出します。

人種問題ではないけれど、マンデラさんならどうするだろう?

彼は、黒人初の大統領になった後、
白人を迫害することなく融和を目指して政策を決めていった人です。
白人政権最後の大統領デクラークを副大統領に任命し、
自身のボディーガードにも白人を登用し、
執務室での最初の言葉は白人職員を安心させるためのものでした。

マンデラさんの大統領としての実績は、
結局のところ最初の大方針として対立よりも融和を選んだ、
という一点に集約されると僕は思っています。

その一点だけで、彼は大統領としての役割を果たし、
その後は若い世代が頑張るべきところだったはず。

それはそれとして、マンデラさんのことを考えれば考えるほど、
常に対立を求めることが良いことなのかと思わざるを得ません。

地方自治体の首長選と国政選挙では、
争点が同じこともあれば違うこともあります。
国会の自民党と地方議会の自民党で考えに多少のズレがあることもあります。
国政選挙で立憲民主党と共産党が共闘したからといって、
地方自治体でも共闘しなければならないかどうか。
何とも難しいところです。

地方議会の議員選挙なら共産党の候補者に勝ち目もあるだろうけれど、
首長選となるとどうだろう。

現実問題として、
今共産党の候補者は京都府知事選で勝ち目はあるんだろうか。
立憲民主党が推薦したところで、勝てないだろうなあ。
共産党から出る候補者はきっと真面目で優秀な人だろうけど、
負けそう。

もしも自民公明が推す候補者が、
人柄として真面目で、仕事をするにあたって優秀で、
一部の奉仕者ではなく全体の奉仕者であることを自覚する人だったら?

選挙で対立して関係を悪くするよりも、
協力しておいて現実の政策面で話し合える下地を作るという手もありそう。
勝てないまでも京都から野党共闘の旗を立てて、
全国に影響を与えろよ的な意見もあるのかもしれないけれど、
うーんそうかな、という気もします。

国会よりももう少し身近な場で、
国政の与野党が互いに協力し合う場面を増やす、
というのは夢見がちな意見なのか。

どんな場合でも与党と対立することにより存在感を示す、ということは、
ちょっとそろそろ無理があるのかな、と思うところがあります。
結局は負け続けることになるのではないだろうか。

もしも共産党に勝たれた場合、
自分たちは皆殺しになるか追放されるかしかないと
かつての南アフリカの白人たちが恐れたように、
自民党支持者達も思うかもしれません。

自民党支持といっても、100%支持するわけでもなく、
何ならもうちょっとマシな政策を考えろよと思っている自分たちの政党を、
必死に支援せざるを得なくなるのかもしれません。

対立だけの不毛な政治議論に嫌気がさしたのか無力感にさいなまれたのか、
ここ数か月こういうことを書くのを自粛していました。
ちょっとだけ元気が出てきた気がするので、
とりとめもないことを書いてみました。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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