「持続可能な社会」って?

「学生に偉そうなこと言った手前、いい加減なこと言えんなあ。
自分にハードル上げ過ぎたなあ、
その上持ち時間10分程度とか、無茶もええとこやで」

NPO法人環境市民の総会に続き行われた
「買い物ゲームで学ぶ、持続可能な消費!」のワークショップで、
コーヒーについての解説を依頼されて少しお話しました。

ワークショップの司会は、環境市民にインターンで来ている大学生2人。
その2人がそれぞれトイレットペーパーとTシャツについての解説をし、
その後「持続可能なコーヒーの選び方」的なところで話をせよ、とのことでした。

事前に学生2人の発表の練習を聞かせてもらい、
おこがましくもアドバイスのようなことをしてしまい、
学生にショックを与えてしまったり、
「そもそも『持続可能な社会』って何なんスか?」
と問いかけられたりで、色んなことが頭をよぎり、
イベント当日まで話す内容を思い悩みました。

それが冒頭のぼやき。
いつものように環境市民のチーフ・いっしーにぼやいたら、
彼は面白そうに笑うだけでした。

春風珈琲が扱うコーヒーは、
フェアトレード認証のラベルの無い商品です。

それをどこかの店頭で見たら、
そりゃ「持続可能」な商品なのかどうなのか、よく分からない。
そもそも「持続可能な消費」とか、
「持続可能な社会」ってなんなのさ?
ってことさえあります。

でも、そんな分かりにくさを沢山抱えるものでも、
「春風さんが扱ってるんならいいものやろ!」
と思ってもらえるとしたら、
それは商品のブランドよりも春風珈琲のブランドが
一種の「フェアトレード認証」的な力をその人たちに感じてもらえることかもしれません。

みんながそれぞれ身近なところにそういうお店を持つ、
そしてそのお店を応援するってことが、社会の力になるんじゃないかな、と思いました。
jizoku1.jpg

それでも、そういう強い思いを持ったお店は、
同時に利益的に厳しい部分も多かったりもして、
続け方や中の人の働き方など難しい部分も抱えていそう。

そんな人たちが生産も流通も消費の段階でも、
幸せにやっていける形を作って行く努力を、
行政も企業も一般の人も一緒になって取り組んでいくことが
必要なんだなあと思ったのでした。
jizoku2.jpg

わずか10分程度のプレゼンの中にこんなことを詰め込むために、
肝心のコーヒーの話はカットしまくりました。

なおかつ学生司会者たちが一生懸命時間管理して稼ぎ出した時間の余裕を、
後ろでひそかに計算しつつ、ちょっとくらい多めにしゃべれそうだな、
と確信をもって時間オーバーしてしゃべってしまいました。

まことにご迷惑をおかけした上に、
中途半端な問いかけになってしまいましたが、
家に帰って「持続可能な社会」ってなんやろ?
と思ってくださる方が一人でもいてくれたら、
とぼんやり考えています。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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