「政治の話がしたいんです」ある友人の誘い

「春風さんと政治の話がしてみたいんです」
と年下の友人が飲みに誘ってくれ、二人で飲みながらおしゃべりしました。

フェイスブックで春風が発信することや、
春風以外の人が発信したり反応したりすることを総合しつつ、
こいつなら意見を押し付けたり簡単に否定したりしないだろう、
と理系男子らしい冷静な見込みのもと、ご指名いただきました。

主なテーマは憲法、共謀罪、原発。

「ぶっちゃけ、僕は今の状況だったら与党に投票すると思うんですよ」

ビールを飲みつつそんな意見をいただき、
それについてどういう判断基準なのかを教えてもらい、
春風なりの意見を返す、更にその反応をもらう、という充実の時間。

「憲法改正はした方がいいんじゃないですか?」

「改正するのは悪いことではないと思うんだけれど、
改正しようとする人たちの考え方がちょっと危ないと思うんです。
与党の改憲草案や、漏れ伝わる政府中枢の考え方を総合すると、
これまでの世界の憲法の歴史の流れを
逆行する方向に向かっていると思うんです。
長い時間をかけて絶対王政の縛りを脱し、
人民の権利を少しずつ拡大してきた努力を
根底から否定する方向で改正草案が書かれていて、
そういう主義の人たちが改正するというなら、
反対した方がいいと思います。」

「原子力の研究開発という観点から原発はあった方がいいんじゃないですか?」

「確かに原子力の研究はこれからも必要だし、
廃炉するにしてもその研究は役に立つと思うんだけれど、
その大規模な研究をするには、自然災害の多い日本の国土の中で
それをする適地がないんじゃないかな。」

「野党の人たちは反対反対って言うだけで対案はないし、
逆に国民へのマイナスアピールになってると思いません?
不信任案とか、どうせ通らない時間稼ぎをしたり」

「反対のアピールは確かにへたくそですよね。
何十年も同じこと繰り返してる部分もあるし。
多分、新しい訴え方が思いつかないんじゃないかな。
対案に関しては、出すべき時と現状維持を提案する時があってもいいと思う。
例えば憲法に関してはさっき言ったみたいな
あまりにもひどい憲法案を出してきたのなら、
それがいかに時代に逆行しておかしなものなのかを、
もっときれいにプレゼンして、
それへの対案だったら現状維持の方がマシだろう、
と国民に思わせる方法を出さないとねえ。
逆に与党がめっちゃかっこいい、
世界を変えるほどのものを出してきた時にこそ、
もっとかっこいい対案が必要になる。」

など、その他自衛隊の存在を9条に明記するとしてぶつかる問題に、
あまり議論されないけれど戦場での自衛隊の立場や、
軍法会議を開くことを憲法で禁止されている組織の一員が
戦場で人を殺した時の扱いなんてことを説明したり、
「怪文書」と「総理の意向」の話をしてみたり。

右翼や左翼や話題は尽きず、
新聞やマスコミの話にも及んだり、
新聞を読み始めたきっかけの話をしたり、
その他政治以外の身近な話も交えて4時間以上、
アイリッシュパブでおしゃべりしてきました。

「こんな話できる相手いないんですよねえ。
避けられるか怒られるか、どっちかでしょ」

「確かにね。誰か左翼の人が僕の話聞いてたら
『春風、何生ぬるい議論してやがるんだ!』
って多分怒鳴られると思うわ(笑)」

「どっちからも怒られそうですね(笑)」

お互いの意見が合ったり合わなかったり、
納得できたりできなかったりがありつつ、
それぞれの意見を聞き合える場というのは豊かだなあと思いました。

もうちょっと色んな話題をスマートにできるように
色々学んでいかないとな、と思った夜。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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