豆パーティ「新聞のたのしみ」盛り上がりました

日曜日の豆パーティ、
「新聞のたのしみ」をテーマに盛り上がりました。
主催して下さった楽天堂さん、ありがとうございます。

前回は「それでもめげずに新聞を読む」というテーマでしたが、
今回もまたとても楽しい一時になりました。
僕が話した内容的には、
前回話し損なった部分も付け加えてのお話しという感じで。
ベジタブルボートの大江さんとのダブルゲストスピーカーで、
大江さんは朝日新聞や他の新聞の面白いところを紹介してくれました。

今回は、
コーヒー屋の同業者の友人が参加してくれたのも嬉しかったのですが、
また前回と違うメンバーで楽しくおしゃべり出来たので、
その日の感想をここに。

話したあらすじというわけではないので、
参加しなかった方に伝わるかどうか分かりませんが、
春風が育った過程の一部分が分かるかも。


僕自身の小中高校時代の学校生活は、
息苦しくて生き辛いなあと思いながらのものでしたが、
家庭環境は、随分恵まれていたなあと改めて思いました。
別にお金持ちではなくて、むしろエアコンも無い古い家で、
ご近所の中で格別に貧乏な家なんだぞ、
と父から言われていた家でしたけど。

ことさらに憲法の条文を引っ張り出してみると、
「思想及び良心の自由」
が保障された家だったんだと思います。

我が家は読売新聞と京都新聞を取っていて、
時々両方取っていたり、片方だけになったりすることもあるのですが、
それに加えて中学生くらいの頃には、
付き合いで赤旗新聞の日曜版も取っていました。

家族でその3紙を熱心に読むのは僕一人なのですが、
ただ読んでいるということを、父はことのほか喜んでいました。
特に共産党のことを好きではなさそうな父でしたが
(舞鶴まで護衛艦を家族で見に行くこととか大好きでした)、
僕が熱心に赤旗を読んでいても、
「一人くらい読む奴がいたら金払ってる甲斐もあるもんや」
と喜んでいました。
そのくせ、僕が
「共産党がんばってるやん!」
と主張すると、
「ええかっこしてるとこだけ書いてるんや」
と吐き捨てる父。
いや、どうなん?お父さんが言うからそうなん?
と思いつつ負けずに読んでる息子。
読むたびに生意気なことを言い出すのですが、そのことによって
「もう赤旗はやめる!」
と父が怒り出すことはありませんでした。

社会党が躍進して「山が動いた」と新聞に大々的に載ったのは、
僕が小学校高学年の頃でした。
「すごいやん、弱いところが勝ってるやん。自民党潰れたらええな!」
とか父親相手に言い出す小学生です、僕というやつは。
何となく自民党は金に汚い、というイメージしかなかった頃です。
いや、実際汚かったですけど。
「反対ばっかり言ってるだけじゃ何も解決せんのや」
というような答えが父から返ってきた記憶があります。

でも、そこから先、考えを押しつけるとか、
自民党を宣伝するとか、そういうことも何も無し。
対する僕は、単純に徹底的な判官びいきなところがありました。
だから、弱者の味方的な赤旗新聞かっこいいと、
これまた単純に思っていたはずです
(今は別に共産党支持者ではありませんが)。
父は建設業界の人なので、自民党を応援してたのかなあ。
はっきり聞いたことなかったです。

我が家は裕福でもないのに新聞を2紙も取っていたのは、
僕が「読売新聞の方が面白い」と言ったからかもしれません。
京都新聞は、田舎暮らしにとっては身近なネタが多くて、
特にお悔やみや出生の欄が近所付き合いに不可欠だったので、
外せなかったはず。

子どもにとって京都新聞はなかなか退屈で、
そこへいくと読売新聞は、どことなく華やかな紙面構成に見えたのです。
スポーツ欄も充実していたし、読み物も多かったし。

やたらと歴史好きな僕の為に、
本屋で分厚いカラーの歴史の資料集を買ってきて、
家の本棚に放りこんでおくような父親でした。
大工だった父は、割とぱっとお金を使う人だったので、
母親は眉をひそめてたような気がしますが、
父は息子が勝手に読むだろうと満足そうでした。
まあ、期待通り読んでましたけど。

UFOの本とかオカルトな本とか一時期熱中したことがあるのですが、
そんなことすら
「なんか難しそうな本読んでるやんけ」
と言っていたので、父親には一切理解できない世界でも、
基本的には活字さえ読んでいれば満足だったのでしょうね。

そうそう、時々家に投げ込まれる『目ざめよ!』みたいな冊子すら、
面白そうに眺めていたっけ。
もっと極端なところまで行っちゃいそうになった話を
豆パーティでしましたが、ここでは割愛します。

そんなこんなで、一時的にオカルトにどっぷりはまって、
危ういところに行きかけたのが中学生くらい。
でも、思えばその時の経験なんかが、
今オカルト的なものや「陰謀論」というものに触れる時に、
冷静でいられたり鼻で笑えたりする原因なのかも。
あー、僕にもそんな時代があったよ、的な気分も混じって。

感想を書くつもりが、当日話したことや話してなかったことも混じって、
あれこれ父親について書いてしまいました。
でも、子ども時代に器の大きな父親と一緒に過ごしたというのは、
十分幸せなことだったな、と思います。

子どもが新聞に接する時は、周りの大人の対応の仕方次第で、
面白い影響が子どもに表れるのかもしれません。
よかったら是非実験してみてください。

そうそう、豆パーティ、ゲストになってしまうと、
なかなかご飯をしっかり楽しむ心の余裕がなくなってしまうのが残念。
楽天堂さんのベイガンバラダも美味しかったし、
Wさんが作って下さったデザートも美味しかったです。
でも、もうちょっと他のも楽しむ心の余裕を持ちたかったな。
やっぱりちょっと緊張しちゃうのでした。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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