三宅洋平さんファンから考える左翼の特質

僕自身は三宅洋平さんとお友達でもないし、
フォローしてるわけでもないし、
FBページにいいね!してるわけでもないのですが、
何故か参院選この方、彼についての言及が増えております。

ちょっと現代政治と市民の関わりという部分で、
面白いサンプルになりそうなのかもしれません。
それに、三宅さんや彼のファンの言動などを、僕に教えてくれて、
これについて何か意見をしてと暗にリクエストしてくれる方もいたりする、
というのもあるかも。

三宅洋平さんが、安倍首相の奥様に会って、
電話で安倍首相本人とも会話したという話を、
そういう筋から教えてもらいました。
それに対して、三宅さんファンが三宅さんに随分と失望している、
裏切り者だと言っている、三宅洋平の本性を見た、と怒っていると。

言われて見に行ったら、
拍子抜けするような話だったので、詳しく書きません。
この件よく知らなくて興味があるという方は、
検索してみるとよいかと思います。

単純に、左翼の純潔思想のあらわれのような、
潔癖な反発のようなものです。
選挙戦で批判していた相手に、
選挙が終わってから社交辞令を交わしたことで、
「裏切り者!」と叫ぶその感覚の方が僕には理解できません。

社交辞令を交わしたことで裏切り者と叫ぶ人達は、
流血の革命を起こして対立する者は皆殺しにし、
革命が成立すれば(もしくは逆に革命がうまくいかなくなれば)
今度は内部の反対者を粛清していくという、
ごくありふれてしまった左翼の歴史を踏襲する人達なのでしょうか。

もちろんこういうことは、
左翼だけではなくて右翼でも似たようなもので、
どちらも極端に行き過ぎてしまうと、行き着く結果は同じ所になります。

あれです。
地球は丸いのでこの場所から右に行った人と左に行った人は、
果てまで行き着こうとして地球の反対側で出会っちゃうのです。
極右も極左も同じように猛烈な勢いで突っ走るから、
多分ちょうど反対側で衝突するだろうな。

三宅洋平さんのファンの一部は、
ネトウヨとかヘイトスピーチしてる人とかと本質的な部分で同じなのです。

安倍首相夫妻と三宅さんのことに話を戻すなら、
互いに意見の異なるもの同士が、
社交辞令から始めて対話の基礎を作り出すということは、
人間関係としてはごく普通のことだと思います。

その関係の作り方次第では、いつの日か
「あいつと意見は合わないけど、
まああいつが言ってるんだからちょっとは考えてみるか」
「あいつは過激なやつだけど、この意見は確かにうなずける」
という点が見つかるかもしれません。

この場ではあちらに譲り、他の場面では譲られ、
お互いの距離感を確かめ合いながら少しずつ近づく。
世の中をよくしていく方法は、
僕にはこういうまどろっこしい方法しか思い浮かばないのです。

一旦全てを灰にする位の勢いで焼き尽くして、
焼け跡に新たな王国を作るというのは、
ちょっと取りたくない選択肢だな。
リスクが大きすぎる。

もしも何かのきっかけで、
三宅洋平さんのことを好きになったのなら、
そんなに簡単に失望しないで、様子を見れば良いのです。
彼が何を目指そうとしているのか、
彼の言動を再点検して自分なりに想像する。
目指すところが自分と同じだと感じたのなら、
その目指すところにどのように繋げるための彼の言動なのかを考える。

どんなに好きな人でも、100%同じ考えとはいきません。
違いが表れたその時、自分がどのように振舞えるかは、
政治に限らず普段の暮らしの中でも大事なことだと思います。

思想が極端に偏っている人は、
他人を見限るのも極端に早かったりします。
簡単に他人に失望できる。
小さなすれ違いで、「やっぱりあいつとは合わない」と思えてしまう。
その違いに含まれる可能性に、気づこうとはしません。

同質性を求める気分が特に強い日本では、
こういうことはより起きやすいのかもしれません。
でも、長い目で歴史を見た時に、
日本人はこれ程に同質性が強かったのかというとまた疑問でもあります。
江戸時代とそれに続く明治以降と、
江戸幕府が成立するより以前では、大きく違っていたかもしれません。

そういう日本人の性質の変遷も、
左翼や右翼の思想の流れも、
歴史を深く広く学んでみることで見えてくることもあるだろうな、
と思います。
みんな色々勉強しましょうね。僕もですが。

また思いがけず長い文章になってしまいました。
ちょっとご依頼人に執筆料を請求してもいいんじゃないか
というくらいに考え込んでしまいました。
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春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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