選挙は偏向報道?

参院選のことは、
先日の「不正選挙」の話題で終わりにしようかと思っていたのですが、
お節介にももう一つだけ書いてみようと思います。

それは、
「自分の支持していた候補者が選挙期間中メディアに取り上げられなかった」
というクレーム(?)のような声。
「選挙後にようやく三宅洋平に取材するなんてひどい。
どうして選挙期間中に取り上げないんだ。
あれだけ人を集めた選挙フェスに触れないなんて偏向報道だ」
という感じのあれです。
(いつも三宅洋平さんばかり話題にしてすみません。
でも、大体三宅さんの支持者がこういうこと言ってます。)


正直、こうやってわざわざ書くほどのことではないのです。
何故取り上げないかと言えば、
選挙期間中に一人だけ取り上げる方が
「偏向報道」と言われるからです。

全国紙が
「三宅さんの街頭演説にこれだけの人が集まっています」
みたいな報道をしてしまうと、
どう考えても著しく公平性を欠くからです。

東京のように
候補者だけで30人以上いるような選挙区はよく分かりませんが、
少なくとも候補者が4人であった京都選挙区では、
「泡沫候補」扱いの候補者も含めて、
京都新聞紙上で4人が同じような大きさで紹介されていました。

街頭演説風景を写真で紹介する時には、
候補者が特定されないように後姿だったり
タスキにモザイクをかけたりしていました。
(まあ、シルエットで誰だか分かってしまいますが(笑))

実質的に4人の内3人の争いだったので、
残り1人はついでのような扱いで載ることはありましたが、
まあ妥当なところです。

選挙時の新聞紙面は、
中学生くらいから20年以上読んでいて、
全国紙も地方紙も両方読んだこともありますが、
これらの体裁はほぼずっと変わっていないような気がします。
選挙が終わってから、
負けた候補者の小話みたいなものが載ったり、
新聞やメディアが意図的に個別の候補者に有利にならないような
配慮はあったと思います。

いつも例に出して申し訳ないのですが、
三宅洋平さんを応援する人達は、
これまで選挙や政治に興味のなかった人が多いのでしょう。
そして、
周りにちょっとした常識を教えてくれる大人もいない状況なのかもしれません。

だから、「不正選挙」にしろ「偏向報道」にしろ、
見苦しい負け惜しみのようなことを言って、
今後の印象を悪くしてしまうのかな、と思います。

東京を例に挙げてみれば、
三宅さんよりも数万票程多く獲得して8位で落選された横粂さんも、
選挙期間中ほとんどニュースになりませんでしたが、
落選後に色々とニュースになっていました。
開票速報中に
「この人名前見た記憶あるけど誰だったかなあ」
と検索したりしましたが、落選後のニュースを見て改めて、
あぁ何だか面白そうな人だったんだな、と思いました。

彼の場合は、負けた後のコメントが潔かったのと、
支持者が口汚く落選理由を他人のせいにして
罵っている場面を見なかったので、
むしろ選挙の後に好印象を抱きました。

・・・つまり、三宅さん陣営にどのような印象を一般の人が持たれるのか、
この文章から読み取れますよね?

負ける時の負けっぷりって大事だと思います。
特に、次を目指す人にとっては。漢の高祖(劉邦)は、
どれだけひどく負けても仲間が増えて行って、
最後に天下を・・・とか興味ない人にくどくど書くのも考えものなのでやめます。

子どもの頃から新聞好きで選挙の負け組ウォッチャーだった僕としては、
報道自体は特に偏向を感じるものではありませんでした。
土井たか子さんが「山が動いた」と言って話題になったのは、
僕が子どもの頃のことです。
新聞を見ながら、意味も分からず興奮していました。

そういう栄光がもしも三宅さんの頭上に輝くとしたら、
彼の応援する人が少しずつ賢くなってからだろうなと思います。

新聞の話題の最後に小さく宣伝しておくと、
7月24日(日)、楽天堂の高島千晶さんと一緒に
新聞をテーマにした豆パーティ開催予定です。
新聞好きとして少しおしゃべりさせていただきます。
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春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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