巨椋池横断ツアー

ちょっと研究のお供ということで、近所で長旅してきました。

京阪の淀駅から巨椋池の跡を見に行こう、ということで。

戦前に干拓されて農地となった巨椋池。
そして、かつての豊かな漁村跡の大きな家の建ち並ぶ東一口にも。
ちなみに東一口は「ひがしいもあらい」と読みます。

誘われた時は、昼間のちょっとした散歩かな、と思いつつお出かけ。
京阪淀駅から淀大橋を越えて宇治川沿いを。
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京都競馬場も裏側から見えます。
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歩いているうちに見えてくるのがこちら。
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巨椋池の水を宇治川に排出するための施設です。
戦前から戦中にかけて、池を干拓して大きな農地が完成します。

もう一つ巨椋池排水機場というのもありました。
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このすぐ近くに、「巨椋池まるごと格納庫」という施設が。
入ってみると誰もいないのですが、展示や音声解説が充実。
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ボタンを押すと映像と音声と照明で、色々と詳しく解説してくれました。

その後、東一口の集落を散策してみることに。
驚いたことに古くて大きな家が沢山建ち並んでいました。
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両側に建ち並ぶ古い町並み。
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かつては豊かな漁村だったそうで、伏見桃山時代から江戸時代にかけて、
とても栄えたところだったようです。

そして、度々水害にも悩まされたところでもあります。
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巨椋池周辺のやや小高い所に建ち並んでいるのですが、
更に石垣で底上げして、少しでも水害を避けようとした苦労がしのばれます。

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この地域の漁業権の総帥である山田家の巨大な長屋門は、
今は文化財として指定されています。
往時の繁栄がしのばれます。

何となく通ってみただけだったので、下調べもせず、
「巨椋池まるごと格納庫」で見た解説だけしか知識は無かったのですが、
思いがけず古い町並みの中を歩くことができて、個人的には大発見でした。

歩いているのが何だか楽しくなってしまい、
じゃあそのまま巨椋池横断して帰ろうか、ということに。

東一口から国道1号線をくぐり抜け、更に第二京阪も越えます。
DSCF1688.jpg
久御山ジャンクション。

巨大建造物を下から眺めると、何やらテンションあがります。
DSCF1691.jpg

そこを抜けると、広大な農地が広がっていました。
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小さな北海道って感じ。
京都にいると、これ位の広さを感じることがほぼありません。
周囲を山に囲まれているのが日常なので、広大な野原に出た!という感じになります。

巨椋池を横断すると、近鉄の向島駅が一番近いのですが、
せっかくなのでもう少し歩こう、ということで、
宇治川べりに出ることにしました。

お昼過ぎに淀を出発して、ゆっくりうろうろしているうちにもう夕方。
河川敷を見下ろす堤防の上に立ったら、ちょうど夕日が沈む頃でした。
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この瞬間しか見られない光景。
伏見のヨシ原の向こうの山に夕日が沈んで、
黄金に輝くようでした。

結局終点は京阪の観月橋駅。
歩いた距離は思いがけず約11キロでした。
地図にするとこんな感じ
お灸据えるレベルです。

帰宅すると少し足が重かったので、足三里と曲池にお灸を据えました。
ちなみにお灸については「春風のゆうべ」でまた12月にお灸をすえる会を開催しますよ。

思いがけず歴史を探る旅になり、大満足の半日となりました。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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