教授の活躍

さてさて、名古屋で合流し、長野へ向かう特急へ乗り込んだ二人。

Sさん「ごめんな~、一時間間違えて」
春風「まあ、遅くなるより早い方がいいじゃないですか」
Sさん「ほんますんません」
春風「付き合いが長くなると、大体予想は付くから大丈夫ですよ~」

そんなことから始まり、ここで初めて今回の旅の概要を教えてもらうことに。

春風「講演の前の交流会ってどんな人達とするんですか?」
Sさん「何かこの前は、生協での活動歴30数年とかいうおばちゃん達が来てたで」
春風「えぇ!うちの社長レベルの経歴の持ち主が来るんですか?」
Sさん「この前は『こんな若い人達が、こんなこと話してくれて嬉しい』みたいなこと言われた」
春風「完全にSさんよりすごい人そうですね。まあ逆にそこまで上なら温かく見守ってくれそう」
Sさん「今回はもうちょっと年齢層が若いらしいけどね」

昼から「おばさま達との交流会」をする、ということしか聞いておらず、
そのおばさまに、僕も少しだけエクアドルの話をする、という予定があったのです。
まあ今更準備を考えても仕方が無いですね。

名古屋から長野へ向かう3時間、仕事の話はちょっとだけにして、
世間話や車窓の風景を眺めたりして過ごしました。
少し雪が残っていたり、車内放送で車窓からの観光案内が流れたり、
なかなか旅行気分の楽しめる時間になりました。

さて、待ち合わせよりも一時間も早く着いて、どうしようか?
と思って待合室に入ったところ、そこにはお蕎麦屋さん。

Sさん「とりあえず蕎麦食べよっか?」

というわけで、交流会でのお昼ご飯の前に腹ごしらえ。
出迎えのKさんに特急の中からメールを送っていたので、
Kさんは仕事を早めに切り上げて、ちょっと早く迎えに来てくれました。

Kさん「いや~、『もう長野』ってびっくりしちゃいますよね。」
Sさん「ごめんごめん。一時間間違えてん(笑)」

Kさんは、Sさんよりも年上ですが、Sさんの教え子なのです。
放送大学での教え子で、何だか意気投合したのか今ではすっかり仲良し。
やっぱりSさんのことはよく分かっておられるのか、
ちょっとした手違いは織り込み済み、といった顔しておられます。

僕も、穏やかでいて面白い、気配り上手で好奇心旺盛のKさんの大ファンです。
職場では係長で、周りからもとても慕われている人なのです。

予定外に早く着いた二人を、長野オリンピックのときに出来たスケート場に案内してくれたり、
少し観光を挟んで時間を潰してから目的地へ向かう、という辺り、
Sさんの行動を読んだ上でプランを立てていたとしか思えません。

目的の公民館に到着すると、
おばさま達がご飯の準備をしながら待っていてくれました。
10人ほどのお母様方と、何人かの小さな人たち。
地元の食材で、美味しいご飯を用意して待っていてくれました。

野菜はもちろん、聞いてみると、味噌だけじゃなくて醤油も自家製。
案外長野ではそういう家庭が多いのだとか。
Kさんのところでも、自家製の醤油なのだそうす。
すごいですね、地産地消。

お土産にウインドファームのコーヒーをお渡しし、
コーヒーメーカーをおばさま達が持参していたので一緒にいただきました。

Sさんがお話をしている間に僕がご飯を食べ、
僕が話している間にSさんがご飯を食べる、という美しい助け合いをしながらの交流会。
ウインドファームのコーヒーにも興味を持っていただいて、
ついでにSBSのチラシも配っておきました。

Sさんは、こうやってあちこちで営業してくれているのですね。
この交流会では、Sさんファンの方もいらっしゃって、
4月にSさんが長野で講演をした時にも参加して、
今回の交流会を楽しみにしていたのだそうです。
さすがですね、Sさん。

夕方一旦ホテルにチェックインしてから、いよいよ本番の講演会の準備です。

会場近くの「Slow Cafeずくなし」へ立ち寄り、店主のマニさんにご挨拶。
ウインドファームのお客さんなのですが、
ウインドファームのスタッフがお店に来たのは初めて、ということで歓迎してもらえました。
ケーキとチャイのセットも美味しかった。

スタッフの中村さんも大歓迎してくれ、しかも僕の名前も知っていてくれたのです。

中村さん「この前送られてきたエクアドル報告の文章読みましたよ!」
ウインドファームのお客さん向けに、ごとうさんと春風の書いた、
インタグツアーの特集記事を先日一斉に発送したのですが、
どうやらそれを読んで、僕の名前も覚えていてくれたようです。

講演会のコーヒーの打合せにお邪魔したのですが、
器材もばっちり準備してくれていて、マニさん自身も会場へ乗り込む気満点。
マニさんは、とても穏やかで、それでいてノリも良くて、フットワークの軽い人です。

Kさん、Sさん、マニさん、春風、と4人で歩いて会場へ。
既に席の準備が整えられた会場に入ると、後方には流しも設置されています。

Sさんの講演のレジュメの他に、
最近出来たばかりのウインドファームのリーフレットや、
ずくなしのお店の宣伝チラシを席にセットしてから、
いよいよSさんは講演の、僕とマニさんはコーヒーの準備です。

講演が始まる頃には会場は満席。
40人位が入れる会場で、5回連続の講座の最後をSさんが担当。
5回の中で最も人気の高い講座なのだそうです。

こちらはいつでも淹れられるように、お湯を温め、
一回のハンドドリップに使うコーヒーの粉の量を取り分けておき、
サーバーも温めて、コーヒーが冷めないように準備も万端。
少し時間があったので、マニさんと二人でコーヒーの淹れ方談義も。

講演が始まって15分位してから淹れ始める、という打合せの通り、
二人でハンドドリップを開始。
隣でプロのマニさんがコーヒーを淹れていると、何だか緊張します。

しかも、予定では試飲程度にほんの少し、ということだったのが、
用意されていた紙コップが案外大きく、
ちょっと多めにコーヒーを準備することになったのです。

遠くの方で、Sさんが講演の中で僕のことを紹介している声が聞こえます。
「ウインドファームの春風さんに後でエクアドルのお話を・・・」
とか何とか聞こえた気がしたのですが、
僕もマニさんも必死にコーヒーを淹れていたので、
手を振ってお答えする余裕もありませんでした。

講演会でコーヒー


自分の大好きなコーヒーを人に飲んでもらうのに、
手を抜くわけにも行きません。
しかも、講演者のSさんも、ウインドファームのコーヒーを宣伝しながら、
お話をしてくれているのです。
いい加減なことをするわけにもいかないな、といつも以上の緊張感です。

何度も粉を入れ替えて、お湯を準備しなおしてハンドドリップし、
30分ほどかかって、40人分のコーヒー提供完了。
全員に行き渡り、僕とマニさんの飲む分だけが手元に残ってから、

マニさん「お疲れ様です!」
春風「ありがとうございます!」

二人で小声で挨拶し、固く握手をしてから、講演の真っ只中なのに、
Kさんにデジカメで記念写真を撮ってもらう、という暴挙もしてしまいました。
Sさんは全く気付かなかったそうですが、
フラッシュまで使って写真を撮っちゃいました。

二人ですっかり開放感に浸りながら、ゆっくりとSさんのお話を聞くことが出来ました。
前半は何を話していたのか、全く聞く余裕がありませんでしたが、
後半は、分かりやすくて面白い、Sさんの爽やかトークを楽しめました。

ここでもSBSのチラシを配布し、何だか長野で随分配ったような気がします。
ウインドファームとSBSの抱き合わせ営業はなかなかいいですね。

講演会の終了後は、長野を舞台に面白い活動を色々と行っている、
N2C2という団体の忘年会に誘われて、ここでもウインドファームとSBSの宣伝活動。
『スロービジネス』の本も、持参した2冊が売れました。
New Nagano Citizen Circleという、それぞれ色んな仕事を持った面白い人達は、
4月にもSさんと長野で講演を通して交流があるのだとか。

更にその忘年会に参加した後に、ずくなしのマニさんのところへ戻り、講演の打ち上げ。

少人数でずくなしのこだわりのメニューを色々と楽しませてもらいました。
アルコール類も充実していて、お酒もビールも美味しかったです。

それにしても、Sさんと二人、
この日は一体何回ご飯を食べたのでしょうか?

ホテルに戻ってベッドに入った途端に、気付けば朝になっていました。
長い長い一日になりました。
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プロフィール

春風~はるかぜ~

Author:春風~はるかぜ~
春風珈琲。コーヒー好き。コーヒーが生まれる場所を見たくてエクアドルのコーヒー生産者に会いに行き、ご近所の生産者のことが気になり始める。フェアトレードって途上国だけのことなのか。色んなところでコーヒーを淹れて、ゆるやかな時間を作ります。出会った人達の商品を紹介中。歴史と京都と町家も好きで、今熊野で町家暮らし。

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